世界のエネルギー情勢は、紛争や災害等により不確実性が増大し、エネルギー安全保障が重要課題となっている。
タグ: エネルギー安全保障, カーボンニュートラル, 地政学リスク, サプライチェーン, 海上輸送, 紅海, パナマ運河
カーボンニュートラルと両立したエネルギーセキュリティの確保 世界のエネルギー情勢を巡る不確実性は増加の一途 ロシアによるウクライナ侵略やイスラエル・パレスチナ情勢の悪化等、エネルギーに影響のある事象が各地で発生した。 さらに、紅海やパナマ運河といった海上輸送の要衝でも紛争や災害が発生し、安定供給への懸念が生じるなど、サプライチェーン全体の観点からも、「エネルギーセキュリティの確保」がますます重要な課題となっている。 【エネルギーを巡る不確実性の増加に関する主な事象】 ロシアによる ウクライナ侵略 (2022年2月~) 米国LNGプラントでの 設備トラブル (2022年6月~2023年2月) イスラエル・パレスチナ 情勢の悪化 (2023年10月~) 千ばつ・水位低下による パナマ運河の通航制限 (2023年11月頃~) 紅海における フーシ派による船舶攻撃 (2023年10月頃~) 豪州LNGプラントでの ・ストライキ (2023年9月~11月) 待機時間の発生に加え 一部は喜望峰ルート等へ 航路変更 (輸送距離・コストの増加に) 紅海ルートから 喜望峰ルートへの 航路変更が増加 (輸送距離・コストの増加に) 紅海 喜望峰 パナマ 運河 <<紅海(スエズ運河)・喜望峰の通航船舶数>> <<パナマ運河の通航船舶数>> 100 (隻/日) 45 (隻/日) 75 50 25 紅海の通航数は5割減少 航路変更で+約7,000km、+約10日に パナマ運河の通航数は4割減少 通過のために数週間待機という例も 出典: PortWatch 0 2022/4 2022/7 2022/10 2023/1 2023/4 2023/7 2023/10 2024/1 2024/4 2022/4 2022/7 2022/10 2023/1 2023/4 2023/7 2023/10 2024/1 2024/4 6