日本の知財競争力は4分野で首位、他6分野でも上位。カーボンリサイクルは強み。
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第2章 2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と取組 2050年カーボンニュートラルに向けた日本の産業・技術競争力 ● 2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 (2020年12月公表) の14分野の各国の特 許競争力を分析 (過去10年の各分野の特許数のほか、特許の注目度、排他性等を定量評価)。 ● 日本の知財競争力は、水素、自動車・蓄電池、半導体・情報通信、食料・農林水産 の4分野で首位、 他の6分野でも世界第2位又は第3位。社会実装段階で負けないよう、支援する必要がある。 ● CO2を資源として活用する「カーボンリサイクル」は、日本のものづくりの力を活かしやすい分野の一つ。 特許競争力の国別比較 エネルギー関連産業 輸送・製造関連産業 家庭・オフィス関連産業 洋上風力 燃料 アンモニア 水素 原子力 自動車・ 蓄電池 半導体・ 情報通信 船舶 物流・ 人流・ 土木インフラ 食料・ 農林水産 航空機 カーボン リサイクル 住宅・建築物 次世代太陽光 資源循環 ライフ スタイル 第1位 中国 米国 日本 米国 日本 日本 中国 日本 米国 第2位 日本 中国 中国 中国 中国 米国 中国 米国 フランス 第3位 米国 日本 米国 イギリス 米国 中国 韓国 中国 第4位 ドイツ ドイツ 韓国 日本 韓国 韓国 中国 日本 第5位 韓国 イギリス ドイツ 韓国 台湾 ドイツ 韓国 日本 フランス ※2010~2019年のトータル特許アセットの総和を各分野・各国で比較。 出典:アスタミューゼ (株) 「令和2年度エネルギーに トータル特許アセットは、特許の引用数・閲覧数・排他性 (無効審判請求数等)、特許残存年数などから算出した指標。 関する年次報告書に係る脱炭素関連技術の日本の競 争力に関する分析作業等」の分析 カーボンリサイクル分野の特許競争力 (企業別) 順位 企業名 国名 特許競争力 現在はバイオ 順位 燃料やCCSの 知財が多い。 例えば、人工 光合成について 集計すると 日本企業が 上位を独占 1 人工光合成化学プロセ ス技術開発組合※ 9,563 1 エクソンモービル 米国 268,278 2 三菱重工業 日本 240,381 2 富士フイルム 9,311 3 中国科学院 中国 151,949 3 東京大学 7,529 4 エア・リキード フランス 141,046 4 信越化学 6,663 ※三菱ケミカル、富士フイルム、INPEX、ファインセラミックスセンター、 5 東芝 日本 124,863 5 東京理科大学 5,099 三井化学、TOTOによる技術研究組合 出典:同上 出典:同上 人工光合成をはじめとした素材分野や ものづくり分野に今後拡大 CO2吸収 コンクリート ポリカーボ ネート 6